カジノと観光施設が一体になった統合型リゾートの海外での例を紹介します。

統合型リゾートとは

海外の統合型リゾート

統合型リゾート」とは、カジノと観光施設が一体となっている複合的な施設の総称です。
英語で“Integrated Resort”と言うため、頭文字を取ってIRと呼ばれており、ラスベガスやシンガポールを中心に観光施設のトレンドとして扱われています。

 

日本でも2016年におけるIR推進法の施行を皮切りに統合型リゾートの構想が展開されていますが、諸外国よりギャンブルに関しての抵抗感が強く、あまり良い印象の政策ではありません。
また、刑法との兼ね合いも慎重に検討されているため、現在は計画の途中で停滞している状態です。

 

>>IR推進法の問題点とは!賭博罪に抵触する可能性

 

世界各国における統合型リゾートの特徴

日本ではギャンブルに関するイメージの悪さが影響して、カジノ建設に際してあまり肯定的な意見は見受けられません。
しかし、政府が提唱するような経済効果は期待値として魅力的な提案です。

 

世界各国では実際に成功を納めている統合型リゾートの例も数多くあるため、さまざまな事例を確認した上で意見を膨らませていきましょう。

 

ラスベガス

ラスベガスは言わずと知れたカジノの名所です。
優雅できらびやかな外装ながらも、ドレスコードを必要としないため、多くの観光客が目的地として設定する”カジノの聖地”となりました。

 

また、2018年頃には併設されているショッピングセンターや、劇場の収益がすでにカジノでの収益を上回っているという結果が現れています。
カジノの聖地とされるラスベガスですら、統合型リゾートであることの経済効果の高さが如実に表れているのです。

 

シンガポール

シンガポールの統合型リゾート施設は、名物のマーライオンさえも王座から引きずり下ろす勢いで急成長を遂げています。
シンガポールの成長率は世界のカジノにおいても著しく、国内にある2つの大きな統合型リゾートは、完成からたった数年の内にシンガポールの観光収益を倍に引き上げたという記録を打ち立てるほどです。

 

マカオ

統合型リゾートを語る上で、マカオの存在は欠かせません。
マカオの統合型リゾートにおける特徴はなんと言ってもカジノです。

 

利用可能なカジノ施設は数多く、どれの施設も24時間営業している点が特徴とされています。
しかし、カジノの周辺地域の治安はあまり良くなく、統合型リゾートならではの不安点も如実に表れている施設とされるのではないでしょうか。

 

世界では成功を収めるものの日本には不安が残る

ギャンブルへの悪いイメージ

ご紹介したように、世界では多くの統合型リゾートが観光消費量の増加に一役買っている事実が判明しています。

 

しかし、日本には賭博を規制する刑法が制定されているように、国民がギャンブルに抱く感情は一概に良いとは言えません。

 

現在推し進められている“日本型IR”の構想を成功に導きたいのならば、日本国民が抱く不安を確実に解消するとともに、海外とは大きく違ったアプローチで日本として誇りを持てる統合型リゾートを設立する必要があるのではないでしょうか。
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