カジノ解禁がもたらすもの-懸念される課題と経済効果による多大なメリットのメインビジュアル

統合型リゾート開設のために!時間を掛けておきたいフェーズとは

IR法案の先駆けであるIR推進法が可決されてから既に3年の月日が流れました。世間はそれどころではない大事件に見舞われていますが、日本国民としてはこれまでの生活が大きく変わるかもしれないIRの開設時期についても気になるのではないでしょうか?

日本型IRの開設はいつ頃になる?

2016年頃に最も加熱したカジノ法案ですが、具体的にいつIRが開設するかは決定していません。
当初の予定では2020年の東京オリンピック開催と同時に営業を開始し、急増するインバウンド消費への対応が理想的とされていました。

 

しかし、日本で初めてのカジノ建設で法律を整備する必要がある上に、2019年末頃から新型のコロナウイルスの感染拡大により、其れ処ではなくなってしまいました。
現在は2025年の開催に向けて水面下で準備が進められていると囁かれていますが、解決しなければいけない課題は山積みとなっています。

 

IR開設に伴い未だに解決していない課題

未だ解決されていない課題とは、どのようなものがあるでしょうか?

 

建設地の選定

決まらない建設地

 

カジノを建設する場所は未だ決まっていません。
候補地としては「東京都」「神奈川県」「大阪府」「愛知県」「長崎県」などが挙げられており、実際に建設が決まった地域には知名度向上や地域活性化など多くの恩恵が得られるとされています。

 

中でも有力な候補地として挙げられているのが「神奈川県」「大阪府」で、どちらも日本を代表する観光資源と発展性が魅力的です。
当初の予定では2020年1月には決定している筈でしたが、決定時期は先送りされています。

 

世間を騒がせている問題の終息時期によっては、2020年いっぱいまで持ち越しがされる事態が予想されるのではないでしょうか。

 

事業者の選定

カジノを運営するに当たって、公的な機関の人材だけでは到底カバーしきれない業務が含まれるために、民間の事業者に対して協力を要請する必要があります。
事業者は国内だけでなく、海外からの参加も検討されているため、精査に余念が無いようにしなくてはいけません。

 

また、日本のカジノは“世界最高峰の規制が敷かれたクリーンなカジノ”という目標を掲げているため、事業者の厳選にはかなりの時間を要する事態が予想されます。
建設予定地と同様、決定するのは先の話との見解です。

 

ゲームの選定

カジノが建設された暁には、ゲームを通じてお金のやり取りが行われます。
今回のIR法案では世界で一番健全なカジノ建設を掲げているため、日本におけるカジノでは“どのゲームならば公益性を欠かないか”という論点は非常に重要です。

 

実際、世界各国のカジノでは、国独自の見解に基づきゲームの種類や掛け率が厳密に制限されているケースもあります。
健全性を保つためにも時間を掛けておきたいフェーズとなるのではないでしょうか。

 

 

国民の不安に寄り添うことが求められている

国民の不安が広がっている

 

IR開設に伴い、未だに決定していない事項はたくさんあります。
現時点で開業が予定されている2025年は大阪万博開催の予定年度です。

 

インバウンド消費を最大限に引き上げるためにも、この時期までに完了しておきたい計画であるという認識は理解できます。
しかし、国民としては不安が多く残る法案なだけに、可能な限り丁寧に物事を進めることが求められるのではないでしょうか。